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お笑い、大衆芸能、放送などエンタメ全般を取材してきた、油井雅和記者が「舞台裏」をつづります。

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寺内貫太郎と同じ「筋の通らないことが大嫌い」 小林亜星さんをしのぶ

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「寺内貫太郎一家」に出演した小林亜星さん=ⒸTBS
「寺内貫太郎一家」に出演した小林亜星さん=ⒸTBS

 いつもプンプン怒った顔をして、職人らしく口数は少なく、めったに笑わない。声はやたらとデカく、優しいところも時には見せるが、すぐカッとなりちゃぶ台をひっくり返す――。

 5月30日に88歳で亡くなった小林亜星さんが演じた、東京・下町の石材店「石貫」の寺内貫太郎とその家族、周辺を描いた、向田邦子作、久世光彦プロデュースの「寺内貫太郎一家」(1974年、TBSテレビ)だ。こんなハチャメチャで豪華な出演者のドラマは、今では絶対に作れない。

 出演者が容赦なく貫太郎に殴られたり飛ばされたり、当時19歳の西城秀樹さんが演じる息子・周平との取っ組み合いでは、亜星さんはお茶の間から庭まで投げ飛ばして、西城さんは本当に骨折してしまう(75年・寺内貫太郎一家2)。ヒデキファンによる「バッシング」はものすごかったことだろう。

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