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ゴーン被告逃亡

日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告が2019年にレバノンに逃亡。なぜ逃亡できたのか。今後の裁判の行方は。

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ゴーン被告逃亡を手助けした親子、起訴内容認める 報酬は1.5億円

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初公判に臨むマイケル・テイラー被告(左)と、息子のピーター・テイラー被告=イラスト・勝山展年
初公判に臨むマイケル・テイラー被告(左)と、息子のピーター・テイラー被告=イラスト・勝山展年

 保釈中だった日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(67)=会社法違反などで起訴=のレバノン逃亡を手助けしたとして、犯人隠避罪に問われた米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」元隊員のマイケル・テイラー(60)、息子のピーター・テイラー(28)の両被告は14日、東京地裁(楡井(にれい)英夫裁判長)で開かれた初公判で起訴内容を認めた。検察側は冒頭陳述で、前会長の妻が最初に国外逃亡を依頼し、両被告側には計約136万ドル(約1億5000万円)相当が支払われたことを明らかにした。

 両被告は黒のスーツに白のシャツ姿で出廷。左耳にイヤホンがつけられ、同時通訳で公判は進行した。裁判長に「起訴内容に間違っているところはないか」と問われると、両被告とも「ノー(間違いありません)」と答えた。弁護側も起訴内容は争わず、前会長と両被告が遠戚に当たることから逃亡に協力したとした。

 検察側は冒頭陳述で、マイケル被告が2019年6月ごろ、レバノンで知人を介してゴーン前会長の妻キャロル容疑者(54)=偽証容疑で逮捕状=と面会し、「日本から(前会長を)連れ出してほしい」と依頼されたと指摘。その後、保釈中の前会長からも直接電話で逃亡の手助けを求められたとした。…

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