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接種ペース失速の米国にちらつく限界 イスラエルは行動制限解除

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閑散とした新型コロナワクチンの大規模接種会場=米東部ロードアイランド州で2021年6月10日、AP
閑散とした新型コロナワクチンの大規模接種会場=米東部ロードアイランド州で2021年6月10日、AP

 新型コロナウイルスの感染者、死者が世界一多く、ワクチンの接種に力を入れてきた米国。バイデン大統領は7月4日の独立記念日までに成人の70%が1回目の接種を受けることを目標に掲げる。だが、ここへ来て接種ペースが失速。米政府はあの手この手で促すが、世論調査に2割が「今後も接種しない」と答えるなど「限界」もちらつく。

 「死者は60万人に近づいている。1日平均の死者はピーク時から大幅に減ったが、まだ悲劇的な状況だ」。バイデン氏は14日、訪問先のベルギーでの記者会見冒頭、あえて国内の新型コロナの感染状況に言及。「すぐにワクチン接種を受けてほしい」と呼びかけた。

 米国では2020年12月に接種が始まり、当初は政府目標の倍のペースで接種が進んだ。接種回数は計3億回を超え「今や成人(18歳以上)の64%が少なくとも1回打った」(10日、バイデン氏)。

 接種率の上昇に伴って感染状況が改善する好循環となり、米疾病対策センター(CDC)によると、…

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