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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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宮城の復興住宅、単身高齢者が3割超に 関係者「見守り支援必要」

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宮城県庁=仙台市で、大谷麻由美撮影
宮城県庁=仙台市で、大谷麻由美撮影

 東日本大震災後に宮城県内21市町で整備された災害公営住宅(復興住宅)で、入居世帯数に占める一人暮らしの高齢者の割合が前年比3・1ポイント増の32・4%になったことが、県の調査で明らかになった。塩釜市や南三陸町では4割超に達した。震災から10年が経過し、復興住宅の高齢化と単身化が進む。【深津誠】

 調査は4月1日現在の状況をまとめた。入居世帯数は前年比ほぼ横ばいの1万3672世帯に対し、入居者数は4%減の2万5286人。65歳以上の単身高齢者は4020人から4434人に増え、入居世帯に占める割合は29・3%から3・1ポイント上昇した。75歳以上の一人暮らしは微増の2211人だった。

 地域ごとの違いが大きく、南三陸町では710世帯のうち高齢者の一人暮らしは311人(44%)と半数近く、塩釜市も310世帯のうち141人(45%)と高い。山元町、石巻市、亘理町なども34~36%を占める。南三陸町の担当者は「復興住宅の高齢化は今後も進んでいくとみられる。80世帯以上の復興住宅5カ所で支援員が常駐しており、見守りを継続して支援していく必要がある」と話す。

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