特集

九州・山口経済

九州・山口の経済ニュースを伝えます。

特集一覧

コロナ禍で「チッキ」復活? 新幹線で貨物輸送 課題は需要確保

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
九州新幹線に積み込まれる佐川急便の荷物=福岡市博多区で2021年5月18日午後0時57分、久野洋撮影
九州新幹線に積み込まれる佐川急便の荷物=福岡市博多区で2021年5月18日午後0時57分、久野洋撮影

 JR九州が新幹線を使った貨物の輸送に取り組んでいる。博多―鹿児島中央駅で佐川急便の荷物を輸送するほか、JR九州も両駅の窓口で荷物の受け渡しをする独自のサービス「はやっ!便」を始めた。新型コロナウイルス禍で乗客が激減するなか、少しでも売り上げを増やそうという作戦だ。JRの前身の国鉄は旅客鉄道で小荷物を運ぶサービス「チッキ」を手がけていたが、新幹線で「復活」となるのか。

 「今朝、水揚げされた鹿児島の鮮魚です」。JR博多駅で6月2日午後3時半、鹿児島産のイサキやアオダイ、マンゴーなどの食品の産直市が始まった。これらの商品は販売開始の約3時間前に鹿児島中央駅で新幹線に積み込まれて運ばれたもので、朝どれの魚や野菜も多い。新幹線の貨物輸送のPRが狙いで、駅の利用客らが次々と足をとめ、品定めをしていた。

 九州新幹線を使った貨物輸送が始まったのは5月18日。博多―鹿児島中央駅間の1日1往復で佐川急便の貨物を即日配送するほか、JR九州独自の「はやっ!便」は両駅のみどりの窓口で受け付けた荷物を1日5便を使って、もう片方の駅窓口まで運ぶ。

 「はやっ!便」の送料は…

この記事は有料記事です。

残り1114文字(全文1592文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集