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ワクチン接種 広がる自治体の独自対応 「若者優先」のケースも

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保育士らへの優先接種が始まった福岡市の「マリンメッセ福岡B館」の集団接種会場=福岡市博多区沖浜町で2021年6月7日午後7時8分、土田暁彦撮影
保育士らへの優先接種が始まった福岡市の「マリンメッセ福岡B館」の集団接種会場=福岡市博多区沖浜町で2021年6月7日午後7時8分、土田暁彦撮影

 新型コロナウイルスワクチンの64歳以下への接種が一部で始まった。高齢者を対象とした接種が軌道に乗り始めたためで、自治体が独自に「優先枠」を設ける動きが広がるほか、大学や企業単位でも21日以降、接種が本格化する。

福岡、介護従事者や保育士に優先接種

 福岡市では5月28日から、高齢者施設の介護従事者や、保育所と幼稚園の職員を対象とした独自の「優先接種」が順次始まった。市内のコンベンション施設に設けた集団接種会場の開設時間を午後10時まで5時間延長。午後5時まではこれまで通り高齢者接種を進め、夜間は独自の「優先枠」の接種に充てる。高齢者接種を遅らせることなく、現役世代で必要性が高い人への接種を並行して進めるために考え出した体制で、保育士らには勤務後に接種を受けられる利点もある。

 「子どもたちに感染させないか心配だった。仕事終わりに来られるので、夜間接種は助かる」。保育士の接種が始まった6月7日に1回目の接種を受けた釣井(つるい)健さん(36)はほっとした表情を見せた。保育士の仕事は抱っこや食事の手助けなど「密」が避けられない。同市保育協会の阿部克伸副理事長(55)は「昨年4月の緊急事態宣言の際、幼稚園や小中学校が休校しても保育園は原則開所した。子どもの命を守る仕事だからこそ優先接種はありがたい」と言う。

 福岡市は21日から…

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