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大阪の病床確保の目算は 「第5波に備え500床」吉村知事の切迫感

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医療体制の見直しを話し合う大阪府新型コロナウイルス感染症対策協議会で発言する吉村洋文知事(左端)=大阪市中央区で2021年6月9日午後6時8分、望月亮一撮影
医療体制の見直しを話し合う大阪府新型コロナウイルス感染症対策協議会で発言する吉村洋文知事(左端)=大阪市中央区で2021年6月9日午後6時8分、望月亮一撮影

 新型コロナの感染がピークを越え、緊急事態宣言は期限を迎える20日での解除論が浮上している。次の感染拡大をどのように抑え、どのように対処していくのか。宣言解除を見据えた大阪での対応を探った。

 「医療従事者の皆さんは大変だと思うが、第5波に備えるため厳しい対策を考えないと感染が再拡大したときに耐えられない」

 9日に大阪府庁で開かれた新型コロナウイルス対応を話し合う協議会。当初予定のなかった吉村洋文知事が急きょ出席し、府医師会など各医療関係団体の代表者ら約10人に求めた。

第4波のピーク時をもとに想定

 府はこの場で、医療体制を定めた従来の計画を見直して最大500床の重症病床の確保を目指すとの新たな目標を示した。吉村知事は「今すぐは難しいと思うが、積み上げる必要がある。全ての病院が力を出し合ってほしい」と力説。出席者の一人は「病院にかかれずに亡くなった人もいる。500床(の確保)は当然だ」と応じた。一方、府病院協会の佐々木洋会長が「知事の言うことも分かるが、重症患者が増えた時に一線の医師がパニック状態になるのを見てきている」と現場の実情も慎重に考慮するよう求めた。目標通りの増床は可能なのだろうか。

 府の従来の計画では確保する重症病床を224床と定めていたが、…

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