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「全国樺太連盟」解散 資料の保管先どうなる 歴史を伝える2800点

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全国樺太連盟の本部事務所にある樺太関連資料。手前は辻力さん=東京都港区で2021年6月7日、田中洋之撮影
全国樺太連盟の本部事務所にある樺太関連資料。手前は辻力さん=東京都港区で2021年6月7日、田中洋之撮影

 終戦まで日本が統治した南樺太(現ロシア・サハリン南部)からの引き揚げ者らでつくる一般社団法人「全国樺太連盟」(略称・樺連(かばれん))が3月に解散し、東京都港区の本部事務所で保有する樺太関連の資料約2800点の行き先が宙に浮いている。樺連は清算手続き中で、8月上旬に事務所を明け渡すことになっており、関係者は「樺太の記憶」を伝える資料の新たな保管先を確保しようと奔走している。

 樺連は終戦時にソ連が占領した南樺太からの引き揚げ者の生活支援や現地に残された人々の帰還促進のため1948年に設立。戦争犠牲者の慰霊や、近年は歴史の伝承事業に取り組んできたが、会員の減少と高齢化を受けて3月末で解散した。

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