刑事施設診療記録、開示対象と初判断 最高裁

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 刑事施設に収容中の被告らの診療記録(カルテ)が、行政機関個人情報保護法に基づく自身の情報の開示対象になるかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷(宇賀克也裁判長)は15日、開示対象になるとの初判断を示した。国はこれまでカルテを開示していなかったが、情報開示が進むことになる。裁判官4人全員一致の意見。

 傷害致死事件で東京拘置所に勾留された40代男性が2017年、拘置所で自身が受けた歯科治療のカルテの開示を求めたが、国が認めず、男性が国に開示と慰謝料など160万円を求めて提訴した。東京地裁は19年3月、同法に「刑事裁判に関わる情報は開示の対象外」とする除外規定があることから男性の請求を棄却し、東京高裁も支持した。

この記事は有料記事です。

残り233文字(全文546文字)

あわせて読みたい

注目の特集