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核軍縮「対話」へ道筋探る 緊張解消なお遠く 米露首脳会談

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会談前に握手するロシアのプーチン大統領(左)と米国のバイデン大統領=ジュネーブで16日、AP
会談前に握手するロシアのプーチン大統領(左)と米国のバイデン大統領=ジュネーブで16日、AP

 バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領が16日、スイスのジュネーブで会談した。トップによる直接の意見交換を実施し、核軍縮や軍備管理などに関する戦略的安定性について「対話」への道筋を見いだすのが狙い。一方でウクライナ情勢などを巡り相互の不信感は根深く、抜本的な緊張関係の解消は容易ではない。

 対面による米露の首脳会談はバイデン氏の就任後初めて。会談は、ジュネーブ中心街の「ラグランジュ公園」にあり、18世紀に邸宅として造られた歴史的建造物で行われた。会談冒頭でプーチン氏は「米露関係には多くの問題がある。会談が生産的になることを期待する」と発言。バイデン氏は「我々のどこに共通の利益があり、どこに不一致があるのか…

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【ウクライナ侵攻】

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