生理の貧困 学校現場「行政は支援を」 コロナで予算まわせず

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すみれ学級が配布する生理用品。メーカーから無償提供されている=大分市で、辻本知大撮影
すみれ学級が配布する生理用品。メーカーから無償提供されている=大分市で、辻本知大撮影

 経済的な理由で生理用品が購入できない「生理の貧困」問題が指摘されている。大分県内でも子ども食堂の運営団体が無償配布したり、公立学校の保健室などで貸し出したりしているが、十分とは言いがたい。学校現場からは行政の支援を求める声が上がっている。【辻本知大】

コロナも影響

 県内で子ども食堂を運営する公益財団法人すみれ学級(大分市中戸次)は2018年から食堂を利用する女子児童・生徒に生理用品の無償配布を始めた。生理の貧困に関する海外の報道や、長崎県で起きた女子小学生がコンビニで生理用品を万引きした事件を知ったことがきっかけだ。

 子ども食堂で夕食を食べたり、勉強を教えたりしている小中学生に生理用品を配る。同法人の推計では、県内には生理用品に困る小中学生は約2400人いるという。

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