特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

大阪コロナ検証

次なる「波」へ残る不安 大阪府、感染拡大の兆候をどう生かすか

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
大阪城と大阪市内のビル街=大阪市で、本社ヘリから加古信志撮影
大阪城と大阪市内のビル街=大阪市で、本社ヘリから加古信志撮影

 新型コロナウイルスの感染「第4波」で、大阪府は感染力の強い変異株の到来を察知していたが、効果的な手を打てなかった。次なる「波」の予兆が見えた時、どう対処するのか。ワクチン接種による集団免疫の獲得にはまだ時間がかかるため、当面は早期対処がポイントとなるが、専門家や府への取材で浮かんだのは、不安な現実だった。

甘かった見通し

 「警報を出さなくても抑えられる見通しがあった。あの時点で、大阪市内の時短営業を府全体にまで拡大する勇気がなかった」。府と市が設立した公的機関「大阪健康安全基盤研究所」(大安研)の朝野(ともの)和典理事長は、3月初旬に行動に移せなかったことを悔やむ。

 英国由来の変異株「N501Y」が海外で報告されたのが2020年12月末。国は21年2月初めに都道府県にN501Yの検査を通知したが、大安研では1月末に体制を整え、独自のモニタリングで状況を把握し、国よりも…

この記事は有料記事です。

残り1157文字(全文1546文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集