え?「鳥刺し」の自販機?鹿児島のソウルフード、24時間買えます

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地元では甘口しょうゆで食べられる「鳥刺し」=真栄ファーム提供
地元では甘口しょうゆで食べられる「鳥刺し」=真栄ファーム提供

 全国各地にその土地に根ざした食文化がある。そんなソウルフードのひとつが鹿児島県では「鳥刺し」だ。街のスーパーや鶏肉店で当たり前のように購入できるが、最近は自動販売機でも手に入れられるようになったと聞いた。鳥刺しの自販機? 早速現場を訪ねた。【足立旬子/鹿児島支局】

 「鳥刺し」は新鮮な鶏肉を軽く火であぶった「たたき」のこと。もも肉や胸肉、ササミに、おろしたショウガやニンニクを添え、九州の甘口しょうゆに付けて食べることが多い。鹿児島県内の居酒屋では定番メニューの一つだ。

 「鳥刺し」がいつから食べられるようになったかは定かではない。ただ、鹿児島県では古くから鶏肉を使った料理が身近にあった。江戸時代には薩摩藩で闘鶏が盛んに行われ、負けた鶏を絞めて食べていたとされる。家庭でも鶏が飼われ、県養鶏史には江戸時代の一般家庭料理として「行事には鶏がつぶされ、ササミは刺し身となり、いも焼酎の料理として賞味されていたらしい」と紹介されている。

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