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世界時空旅行

 欧州や中東の特派員を務めた筆者が「時空の旅」に出て、歴史の謎やミステリーに迫ります(登場する人物の肩書きなどは原則として取材当時のものです)。

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200年前のドイツ「伝説の教師」 抱腹絶倒の迷言・失言録

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ドイツで買い求めたガレッティ先生の古書(1971年版)=2020年12月、篠田航一撮影
ドイツで買い求めたガレッティ先生の古書(1971年版)=2020年12月、篠田航一撮影

 ベルリン特派員をしていた2011~15年、よく「伝説の教師」の話をドイツ人から聞いた。といっても約200年前に世を去った人物である。ヨハン・ゲオルク・アウグスト・ガレッティ(1750~1828年)という歴史の教師で、ドイツ東部ゴータのギムナジウム(日本の中高一貫校に相当)の教壇に立ち、想像を絶する失言を繰り返した。今回は、ドイツを笑いの渦に包んだ名物先生の失言録を紹介したい。

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