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ベルリン特派員をしていた2011~15年、よく「伝説の教師」の話をドイツ人から聞いた。といっても約200年前に世を去った人物である。ヨハン・ゲオルク・アウグスト・ガレッティ(1750~1828年)という歴史の教師で、ドイツ東部ゴータのギムナジウム(日本の中高一貫校に相当)の教壇に立ち、想像を絶する失言を繰り返した。今回は、ドイツを笑いの渦に包んだ名物先生の失言録を紹介したい。
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