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日米地位協定

在日米軍に対する特別待遇を定め、さまざまな問題を生む元凶ともされる日米地位協定。見直しを求める声が広がっています。

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検証動画第6弾 ブラックホーク、都庁展望室前を悠然と通過

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東京・新宿の都庁南展望室(高さ202メートル)の近くを同じ高さで通過する米陸軍ヘリ「ブラックホーク」。記者が都庁北展望室から撮影した=2020年8月18日午前11時5分ごろ、加藤隆寛撮影(写真は動画から)
東京・新宿の都庁南展望室(高さ202メートル)の近くを同じ高さで通過する米陸軍ヘリ「ブラックホーク」。記者が都庁北展望室から撮影した=2020年8月18日午前11時5分ごろ、加藤隆寛撮影(写真は動画から)

 米軍ヘリが東京都心で日本のヘリならば違法となる低空飛行を繰り返している問題で、毎日新聞は18日、低空飛行の証拠となる第6弾の動画を新たに公開した。撮影したのは米陸軍ヘリ「ブラックホーク」が昨年8月18日に新宿駅と東京スカイツリーの間を周回した飛行だ。カメラは、日本の高度基準を明らかに下回る高さで都心の空を自由に飛び回る実態をとらえている。

 ブラックホークは同年8月18日午前10時50分ごろ、東京・六本木の米軍ヘリポートを離陸し、渋谷駅周辺の上空で進路を北側の新宿方面に変えた。高度をほぼ一定に保ちながら、都庁第1本庁舎(高さ243メートル)と「NTTドコモ代々木ビル」(同約270メートル)の間をすり抜け、大勢の人が行き交う新宿駅上空を通過した。

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