「基本ネガティブ」 伊原六花さんがバブリーダンスで学んだこと

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「大阪公演には家族もダンス部のメンバーもみんな来てくれるので、緊張します」と話す伊原六花=大阪市北区で2021年6月14日午後2時半、反橋希美撮影
「大阪公演には家族もダンス部のメンバーもみんな来てくれるので、緊張します」と話す伊原六花=大阪市北区で2021年6月14日午後2時半、反橋希美撮影

 肩パッド入りのスーツに身を包み、キレッキレに踊っていた女子高生が悲劇のヒロインになって故郷に帰ってくる――。

 「バブリーダンス」で時の人になった大阪府立登美丘高校のダンス部元キャプテンで、俳優の伊原六花(りっか)(22)。7月に梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区)で上演されるミュージカル「ロミオ&ジュリエット」で、初のジュリエット役に挑む。ドラマにCMにと活躍し、スターダムを順調に駆け上がるが、本人は「基本ネガティブ」という。突破する力はどこから湧くのだろう。【反橋希美】

ミュージカルはゼロから

 「すごく幸せでした。お客さまやキャストの熱量に感化されて、新しい発見がありました。この気持ちのまま大阪で舞台ができるのがうれしい」。6月中旬に大阪市内であった取材会。終えたばかりの東京公演(5月21日~6月13日)の感想を問われ、演じる喜びを率直に語った。

 シェークスピアの戯曲を基に2001年に仏で誕生し、20カ国以上に広がった人気作品。11年に日本のオリジナル版が上演され、今年は10周年の節目に当たる。

 ミュージカルの舞台に立つこと自体、高校在学中に芸能界入りしてから初めてだ。過去には生田絵梨花や葵わかならが出演し、若手ミュージカル俳優の登竜門ともいわれる大役。出演が決まった時は「いつかは関わりたいと思っていたけど、まさか今?と驚きでした」と振り返る。

 地声の使い方や、ミュージカルの発声法をゼロから学んだ。感情を乗せ、いかにセリフと歌をつなぐか。「(東京公演の)初日は『歌を歌ってます』という感じが、回を重ねるごとに『歌と感情が結びつくってこういうこと』と世界がバッと広がる瞬間が増えてきた。感情で動くメロディー、言葉の抑揚を大切にして、さらにレベルアップできれば」

 役作りでテーマにしているのは、…

この記事は有料記事です。

残り1214文字(全文1971文字)

あわせて読みたい

この記事の筆者
すべて見る

注目の特集