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続・西谷流地球の歩き方

世界を取材するフリージャーナリストの西谷文和さんが、各地のエピソードをつづります。

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続・西谷流地球の歩き方

派兵は必要?思いはせた地へ

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 小学校5年生の春、クラスではやったのが「地図当て」。世界地図を広げて、親が「ナイロビ」とコールすると、一斉に数人が探し始め「あった!」。次の親は「マスカット」とコール。えっ、ブドウの? 色めきたって探し当てたのがアラビア半島南部、オマーンの首都だった。

 当時、マスカットは憧れの果物。ミカンやリンゴと違って、ブドウはちょっとしたぜいたく品で、まして「箱に入ったマスカット」は店頭で眺めるだけの果物だった。マスカットには無数のブドウが植わっていて、マスカット食べ放題? 少年たちの妄想はふくらむばかりだっ…

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