連載

揺れる学び場

感染対策が強まる一方で、子供たちの健康や発育、居場所が脅かされる事態も。教育現場の戸惑いや新たな取り組みを取材しました。

連載一覧

揺れる学び場

画面越し、教える力試され オンライン授業、不登校児の参加も期待 「対面」形式で工夫も /香川

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
木太南小のオンライン授業で、教室の平田教諭(右)とズームの画面越しに学習する児童=高松市木太町で、西本紗保美撮影
木太南小のオンライン授業で、教室の平田教諭(右)とズームの画面越しに学習する児童=高松市木太町で、西本紗保美撮影

 「お疲れさまです」。5月下旬の高松市立木太南小(同市木太町)6年4組。教室の電子黒板の画面上にずらりと並んだ30人が、担任の平田将己教諭(26)にあいさつした。教室にいるのは先生だけ。児童はマスクを付けずに全員、自宅からウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」で授業に参加した。

 コロナ禍を機にデジタル化が加速し、企業や大学でテレワークやオンライン授業が広がり、小中学校も対応に乗り出し始めている。

 木太南小は今後の感染拡大で休校になった場合を想定し、オンライン授業の試行を始めている。児童は放課後に国の方針で学校に用意されているタブレット端末を持ち帰り、自宅からインターネットで問題集「AI型ドリル」や学習支援システム「スカイメニュークラウド」に接続。漢字の問題などをウェブ上で解答し、平田教諭が各児童の学習の進み具合を教室内から確認した。参加した久次米(くじめ)紗帆さんは「家で授業を受けるのは…

この記事は有料記事です。

残り1087文字(全文1487文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集