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私が思う日本

東京に駐在する外国メディアの特派員たちが見た日本の姿を伝えます。

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40年たっても変わらぬ外国人差別 コロナ禍も続くある誤った認識

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シンガポール紙「聯合早報」東京特派員の符祝慧さん=東京都千代田区で2021年6月1日、藤井太郎撮影
シンガポール紙「聯合早報」東京特派員の符祝慧さん=東京都千代田区で2021年6月1日、藤井太郎撮影

 東京に駐在する外国メディア特派員の目に、私たちの社会はどう映っているのだろうか。韓国、フランス、米国、バングラデシュ、シンガポールの個性豊かな記者たちがつづるコラム「私が思う日本」。第11回は聯合早報(シンガポール)の符祝慧・東京特派員が自身の体験も交えながら、日本に住む外国人に対する差別について取り上げる。

シンガポール紙 符祝慧氏

 英語教育が盛んなシンガポールでは、米国や英国への留学を考える人が多い。でも私は高校卒業後の1983年、日本に留学した。欧米ではアジア人に対する差別があるとよく聞いていたことも理由の一つだ。日本はアジアの国であり、日本人も黒髪で私と外見も似ている。だから差別を受けることはないと思っていた。

 ところが現実は違った。

 最初に困ったのは…

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