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福島第1原発事故から10年。国内で初めての40年超原発の再稼働など新たな局面を迎える原発のさまざまな問題をリポートします。

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原発の運転「原則40年」のはずが… 最大20年延長で安全性は

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関西電力美浜原発。(右から)1、2号機は廃炉作業中だが、3号機は6月23日にも再稼働する=福井県美浜町で2021年4月23日、大島秀利撮影
関西電力美浜原発。(右から)1、2号機は廃炉作業中だが、3号機は6月23日にも再稼働する=福井県美浜町で2021年4月23日、大島秀利撮影

 2011年3月の東京電力福島第1原発事故後に定められた原発の運転期限を「原則40年、最大延長20年」とするルール。関西電力は23日に美浜原発3号機(福井県美浜町)の原子炉を起動する方針で、このルールの下での40年超原発の国内初の再稼働となる。そもそもこのルールはどう定められたのか。そして、「延長」の判断が迫られる原発はどれほどあるのか。国内の原子力の歴史に新たな1ページが加わる前に整理してみた。

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