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偏差値35からの東大合格法 ドラゴン桜監修の西岡壱誠さん語る

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「ドラゴン桜」で監修をする現役東大生の西岡壱誠さん=東京都港区で2021年5月27日、前田梨里子撮影
「ドラゴン桜」で監修をする現役東大生の西岡壱誠さん=東京都港区で2021年5月27日、前田梨里子撮影

 TBS系ドラマ「ドラゴン桜」(日曜午後9時)が面白い。熱血教師の指導で「落ちこぼれ」の生徒らが東大を目指す物語だが、人気の理由のひとつがツイッターやゲームを使ったいっぷう変わった勉強法の数々だ。これは監修を務める東大経済学部4年の西岡壱誠さん(25)らが実践していたもの。しかも西岡さんは偏差値35から合格を果たした“リアルドラゴン桜”。ドラマを見て「我が子もぜひ!」と願う親は多いのではないか。最難関突破の「秘訣(ひけつ)」を聞いた。【大沢瑞季/学芸部】

恩師の言葉に発奮

 西岡さんは勉強も運動も苦手で、小学生のころからずっといじめられていた。高校は偏差値50以下で、東大合格者はゼロ。しかも自身の成績は学年でビリだった。

 ある日、いつものようにいじめられてけがをした。担任に相談を持ちかけると、こんなアドバイスをもらった。「このままじゃ駄目だ。自分をできないやつだと思い、ここまで、という線を決めている。でもその線は幻想だ。スポーツや芸術は才能も絡むが勉強は違う。努力した分だけ返ってくる。だから勉強を頑張ればいい。東大へ行け」

 その言葉に目が覚め、好きなゲームを封印して1日14時間も机に向かった。最大のモチベーションは「東大生になればいじめられない」という思いだった。だが、なかなか結果が出ず、「サクラサク」には2年間の浪人生活を要した。

数々の「秘訣」を披露

 西岡さんが「非常に効果がある」と力説するメソッドが、…

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