国蝶のオオムラサキが次々羽化 河合雅雄さんゆかりの丹波の森公苑で

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オオムラサキの雄(右)と雌=兵庫県丹波市柏原町柏原の丹波の森公苑で2021年6月17日午前9時57分、幸長由子撮影
オオムラサキの雄(右)と雌=兵庫県丹波市柏原町柏原の丹波の森公苑で2021年6月17日午前9時57分、幸長由子撮影

 国蝶(こくちょう)のオオムラサキが兵庫県丹波市柏原町柏原の丹波の森公苑で次々と羽化している。公苑内4カ所の飼育ケージでは計約100匹が羽化。夏に卵からかえり、幼虫のまま越冬して6月に羽化するため、美しい成虫の姿を見られるのはこの時期だけ。7月上旬ごろまで楽しめるという。

 5月に亡くなった動物学者、河合雅雄さんが、同公苑設立の際に「里山のシンボルのオオムラサキを復活させたい」と敷地に幼虫の餌となるエノキや成虫の餌の樹液が出るクヌギなどを植樹。2007年からは公苑内のケージで飼育してきた。

 青紫色の羽の雄、黒っぽい色の羽の雌ともに見た目は優雅だが、同公苑の担当者によると「気性は激しい」。自然界では、同じく樹液を餌とするカブトムシやスズメバチ、カナブンなどと餌場を取り合うことも。羽をばたつかせたり、近くに寄ったりして威嚇し、スズメバチを追い払うこともあるという。

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