連載

教訓をつないで

毎日新聞デジタルの「教訓をつないで」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

教訓をつないで

山形県沖地震2年/下 津波避難、自治会主導 ビル管理や地図作成で備え /山形

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
津波ハザードマップを確認する小野会長=山形県酒田市入船町の港南学区コミュニティ防災センターで2021年5月28日、長南里香撮影
津波ハザードマップを確認する小野会長=山形県酒田市入船町の港南学区コミュニティ防災センターで2021年5月28日、長南里香撮影

 日本海に注ぐ最上川河口近くに位置し、海抜2・2メートルの低地に約1000世帯3000人が暮らす、酒田市の港南地区。地震の発生が、2019年6月18日午後10時22分ごろの夜間だったため、市が指定している民間の津波避難ビル4カ所のうち、従業員がいて緊急対応できたのは1カ所のみだった。

 「地域がリーダーシップを取り、行政と手をつないで住民を守るために動く」。港南コミュニティ振興会の小野英男会長(71)は、地震の教訓を生かそうと、津波からの避難体制強化を急ぐ。

 津波注意報の発表後、実際に観測された津波は高さ10センチ前後の微弱なものだったが、いつ押し寄せるか予測できない大津波への備えが急務だと強調。24時間避難ができるような津波避難ビル所有企業との協力体制の構築に向けて、市と共に交渉を進めている。

この記事は有料記事です。

残り674文字(全文1025文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集