明治期の地図、現在と見比べて 歴史民俗博物館で特別展 栗東 /滋賀

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縦約3メートル、横約5メートルの和紙に描かれた旧御園村の地券取調総絵図。中央を流れる金勝川は今とほぼ同じで、現在の地図と比較しやすい=栗東市小野の栗東歴史民俗博物館で2021年6月10日午後1時54分、礒野健一撮影
縦約3メートル、横約5メートルの和紙に描かれた旧御園村の地券取調総絵図。中央を流れる金勝川は今とほぼ同じで、現在の地図と比較しやすい=栗東市小野の栗東歴史民俗博物館で2021年6月10日午後1時54分、礒野健一撮影

 今年で市制施行20年を迎える栗東市の歴史を地図で振り返る特別展「よみがえる明治の村」が、栗東歴史民俗博物館(栗東市小野)で開かれている。明治期に作成された地図など47点が、かつての栗東の姿を伝える。7月4日まで。

 栗東市の前身の旧栗東町は1954年に栗太郡の治田、金勝(こんぜ)、葉山、大宝の4村が合併して誕生した。会場では、4村が成立した1889年より以前、約40村に分かれていた頃の栗東の様子を当時の地図で振り返っている。

 明治維新後の1873年、税制を年貢方式から地価を基準とした金納方式に切り替えるために作成された「地券取調(とりしらべ)総絵図」。村ごとに1枚ずつ、約600分の1の縮尺で、宅地を赤、田地を黄などと塗り分けて描いている。広い村も同じ縮尺で作成したため、市東部の旧御園村は縦約3メートル、横約5メートルの大きさもあり、双眼鏡を手にして今の地図と見比べる来館者もいた。

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