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狩野派の魅力伝えたい 県立美術館学芸員 野田麻美さん(41) /静岡

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静岡県立美術館学芸員の野田麻美さん=静岡市駿河区で2021年6月2日、金子昇太撮影
静岡県立美術館学芸員の野田麻美さん=静岡市駿河区で2021年6月2日、金子昇太撮影

 「大きな波を作るのではなく、自分の仕事をこつこつとやっていくのが彼らの魅力。250年かけて積み重ねた江戸狩野派総体の力を感じてほしい」。静岡県立美術館(静岡市駿河区)の学芸員として自身が企画した展示会の魅力をそう語る。27日まで企画展「忘れられた江戸絵画史の本流―江戸狩野派の250年―」が開かれており、着色画や水墨画の計112点が展示中だ。

 学生時代から美術が好きだった。高校を休み、美術館を訪れる日もしばしば。進学した東京大学文学部で美術史を勉強する中、狩野派の作品と出合い、学芸員の仕事を意識するようになった。大学院で研究していたのは、京都で活動した「京狩野派」。特に好きだった絵師は桃山後期から江戸初期に活動した絵師・狩野山楽という。

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