ニカラグア、弾圧激化 大統領選控え反体制派拘束 国連「釈放を」/米は制裁強化

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ニカラグアの首都マナグアにあるオルテガ大統領と妻ムリジョ副大統領を宣伝する看板=17日、AP
ニカラグアの首都マナグアにあるオルテガ大統領と妻ムリジョ副大統領を宣伝する看板=17日、AP

 11月の中米ニカラグア大統領選で通算5選を目指す反米左派、オルテガ大統領(75)が反体制派への弾圧を激化させ、独裁色を強めている。警察は今月に入って、大統領候補8人のうち有力な対抗馬となる4候補を含め、反体制派13人を相次いで拘束や自宅軟禁した。国連など国際機関は、公正な大統領選を担保するため、反体制派の釈放を要求。米国は制裁を強化するなど、国際社会との間で緊張が高まりつつある。

 ニカラグアの警察は6月2日、反体制派指導者クリスティアナ・チャモロ氏(67)を自宅軟禁下に置き、反体制派への捜査を本格化させた。警察はクリスティアナ氏が運営していた財団を通じ資金洗浄(マネーロンダリング)した疑いを持っている。今も自宅軟禁中のクリスティアナ氏は容疑を否定し、捜査は「政治的迫害」と主張する。

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