特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

竹中平蔵氏が考える菅政権の「縦割り行政打破」の現在地

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
インタビューに答える竹中平蔵氏=東京都千代田区で2021年5月25日、大西岳彦撮影
インタビューに答える竹中平蔵氏=東京都千代田区で2021年5月25日、大西岳彦撮影

 菅政権は昨年9月の発足直後から、「縦割り行政打破」やデジタル庁創設などを掲げてきた。菅義偉首相のブレーンの一人で、パソナグループ会長の竹中平蔵元総務相(70)に、その狙いについて聞いた。【聞き手・加藤明子】

 ――小泉政権が命運を懸けて取り組んだ郵政民営化に、竹中氏は担当相としてかかわった。菅政権は何を推進すべきか。

 ◆政治家は皆、「これを実現したい」という思いで大変な選挙を乗り越えてくる。官房長官時代の菅氏に「一番やりたいことは何ですか」とフランクに聞いたことがある。菅氏はそのとき「日本を良くするために、役所の縦割りを打破したい」と言った。頭の中には常に、縦割り打破があるのだろう。

 その象徴がデジタル庁だ。新型コロナウイルスの感染拡大で、日本のデジタルトランスフォーメーション(情報技術を活用した業務変革、DX)が極めて重要だと分かった。アフターコロナの世界は、デジタル資本主義の競争になる。デジタル化を進めると同時に、縦割りの役所にデジタルという横串を通す必要がある。一つの政策というよりも、どういう政府を作るかが最も重要だと考えていると思う。

打破の先「それは首相に聞いて」

 ――縦割り打破の先に何があるのか。

 ◆それはぜひ、首相に聞いてほしい。だが、…

この記事は有料記事です。

残り2340文字(全文2872文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

注目の特集