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都医師会長「理解不能」 五輪観客上限1万人決定

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東京都医師会が都内の各医師会に実施したアンケート調査。約7割が中止か無観客という選択だった=東京都千代田区で2021年6月18日午後5時26分、大島祥平撮影
東京都医師会が都内の各医師会に実施したアンケート調査。約7割が中止か無観客という選択だった=東京都千代田区で2021年6月18日午後5時26分、大島祥平撮影

 「理解不能です」。新型コロナウイルス禍の中で政府や大会組織委員会などが東京オリンピック・パラリンピックの有観客開催へ突き進む状況に、東京都医師会の尾崎治夫会長は首をひねる。都医師会は都内の医師会と連名で、状況によって無観客や中止の検討を求める意見書を18日付で組織委などに送った。五輪の観客数は21日、組織委などによる5者協議で上限1万人に決まったが、現場の医療従事者には「市民が自粛要請に応じなくなり、感染防止への制御が利かなくなる」という懸念も広がる。

 「ワクチン接種も進み、極力医療に支障をきたさないところまで体制が整った」。21日の協議後、無観客開催について問われた組織委の橋本聖子会長はそう説明した。組織委などによると児童、生徒たちによる「学校連携観戦」は、観客上限とは「別枠」とし、国際オリンピック委員会(IOC)、スポンサーなどの関係者も「観客ではない」として別途入場させる。緩和された「政府基準」よりもさらに多くの人を入場させる方針を示した上で、この日も「安全・安心」という言葉が繰り返された。

 一方で感染状況をみると東京都の新規感染者数は下げ止まり傾向にある。今月16~18日の3日連続で前週の同じ曜日を上回るなど、21日時点の直近7日間を平均した1日当たりの感染者は391・9人で、前週比103%となっている。「感染状況…

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