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パラ代表、逆風に苦悩 陸上女子400リオ銅・辻の孤独な戦い 「遊びではない」発言、ネット炎上

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陸上の東京パラリンピックのテスト大会女子400メートル(上肢障害T扶)で力走する辻。同じ障害のクラスで国内に有力選手は他におらず、コロナ禍で孤独な調整を強いられている=藤井達也撮影
陸上の東京パラリンピックのテスト大会女子400メートル(上肢障害T扶)で力走する辻。同じ障害のクラスで国内に有力選手は他におらず、コロナ禍で孤独な調整を強いられている=藤井達也撮影

 新型コロナウイルスの感染防止対策でソーシャルディスタンス(社会的距離)が保たれたレース後の取材エリア。彼女の声はかすかに震え、上ずっていた。

 「私自身も人生をかけて取り組んでいますし、遊びではないというところだけは分かっていただけたら」

 5月11日に東京・国立競技場であった陸上の東京パラリンピックのテスト大会。女子短距離代表の辻沙絵(26)=日体大助教=は開催の可否で揺れる東京大会について問われると、そう答えた。ネット上は「自分たちだけが必死にやっているみたいなアピールはやめた方がいい」などと、否定的なコメントが並んだ。

 辻は正直に包み隠さず話す人だ。ハンドボールに打ち込んでいた21歳が、パラ陸上に転向して1年弱でリオデジャネイロ・パラリンピックを目指す――。そう耳にして2015年12月、私はインタビューした。当時、日体大3年だった辻はこう話した。

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