女性都議に聞く都議会 働きやすいですか? 妨げないですか?

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東京都議会の本会議場=東京都新宿区で2021年6月1日、佐々木順一撮影
東京都議会の本会議場=東京都新宿区で2021年6月1日、佐々木順一撮影

 いまだに男性比率が極めて高い地方議会の中で、女性が約3割を占める東京都議会は珍しい存在だ。政治の現場で女性が活躍するためには何が必要なのか。女性都議に話を聞いた。【竹内麻子、斎川瞳、黒川晋史】

育児で夜会合欠席「地域に厳しい声」

 ■都民ファーストの会、龍円愛梨さん(44)

 自分自身が障害児を育て、ひとり親という立場だからこそ見える問題があります。そういった立場から提案した政策が形になっていくことにやりがいを感じています。障害児もみんなと一緒に遊べる「インクルーシブ公園」の開設や、電車内の子育て応援スペースの設置など、これまで見落とされてきた政策が進められたと考えています。

 ただ、議員活動をする中で、地元のイベントや夜の会合になかなか出られないのは困りました。声をかけてくれるところには行きたかったのですが、身近に子どもを預けられる人もおらず、保育所の先生からは「子どもの健全な育成のためには、子連れで夜の会合などは控えて」と忠告されました。

 会合出席を巡って、地域では「何のためにあなたを選んだのか」など厳しい声もいただき、とても悩みました。それでも子どもが犠牲にならない範囲で参加することにしました。また、…

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