「緩和マネー」頼み、もろさ浮き彫り 日経平均、953円安

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一時1000円以上値下がりした日経平均株価を示すボード=東京都中央区で2021年6月21日午前11時28分、内藤絵美撮影
一時1000円以上値下がりした日経平均株価を示すボード=東京都中央区で2021年6月21日午前11時28分、内藤絵美撮影

 21日の東京市場で株価が急落したのは、米国を中心とする世界的金融緩和が想定より早く縮小する懸念が出てきたためだ。実力以上に値を上げてきた銘柄を中心に売り注文が広がり、日経平均株価の下げ幅は今年2番目となる900円を突破。「緩和マネー」頼みのもろさを浮き彫りにした。

 急落のきっかけは、米セントルイス連銀のブラード総裁が18日に、利上げを前倒しする可能性を示唆したことだ。これを受け、同日のニューヨーク市場でダウ工業株30種平均が前日比1・58%下落。東京市場で売りの勢いはさらに強まり、日経平均株価の下落幅は前週末比3・29%に達した。

 日本の株価の下落幅が、震源地である米国を大幅に上回った背景には、…

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