「金は誰かのために使え」 おなかをすかせた子どもに無料ピザを

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「人の喜ぶ姿を見るのが好き」と話す加悦征爾さん=千葉市中央区で2021年5月11日午後3時17分、柴田智弘撮影
「人の喜ぶ姿を見るのが好き」と話す加悦征爾さん=千葉市中央区で2021年5月11日午後3時17分、柴田智弘撮影

 「おなかがすいて、こまっていたら、きがるにボタンをおしてください」。テークアウト専門ピザ店「加悦の美味しいピザ店」(千葉市中央区登戸1)には、入り口脇にあるインターホンの上にかわいいイラストが描かれたメッセージが張られている。店主の加悦征爾(かえつせいじ)さん(46)は、2020年2月ごろから、子どもたちにピザを無料で振る舞う「持ち帰り型子ども食堂」の活動に取り組んでいる。加悦さんは「困っている子どもを放っておけない。子どもは親を選べないが、せめて食事くらいはみんなで協力して賄ってあげたい」と話す。

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