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ワクチン職域接種開始、ひと安心 運輸・スーパー・観光地…

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有馬温泉観光協会が始めた新型コロナウイルスワクチンの職域接種で、ワクチン接種を受ける宿泊施設の従業員(左)=神戸市北区で2021年6月21日午後1時32分、梅田麻衣子撮影
有馬温泉観光協会が始めた新型コロナウイルスワクチンの職域接種で、ワクチン接種を受ける宿泊施設の従業員(左)=神戸市北区で2021年6月21日午後1時32分、梅田麻衣子撮影

 新型コロナウイルスのワクチンを職場などで打つ職域接種が21日に本格スタートし、各地で64歳以下の人たちが接種を受けた。大企業に勤める会社員らが中心だが、温泉地で働く人やトラック運転手らがまとまってワクチンを打つ取り組みも行われた。

 JR西日本(大阪市)はこの日、同市阿倍野区の大阪支社で開始し、約50人の社員が米モデルナ社製のワクチンの接種を受けた。JR西の社員は2万8000人(グループ会社を除く)。京阪神地区の列車の運行を管理する指令所の要員を皮切りに、11月までに全希望者への接種を終える方針だ。21日に接種を受けた大阪総合指令所の森中達也指令長(34)は「指令所は運行の要で、クラスター(感染者集団)を発生させるわけにはいかない。接種を受け、安心できた」とほっとした様子だった。

 近畿や北陸、東海地方でスーパーなどを展開する平和堂(滋賀県彦根市)は、同市の本部ビルで接種を始めた。3階の休憩スペース(約500平方メートル)に3ブースを設け、初日は本部社員ら約100人が訪れた。今後はパート・アルバイトを含めた3万人を対象に、週4日体制で接種していく。接種翌日は自宅で静養してもらうため、店舗などに影響が出ないように交代での接種を呼び掛けている。化粧品売り場を担当する女性(51)…

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