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新型コロナ 見えぬ終息「常に不安」 観光業に打撃、フリー添乗員収入激減 /大阪

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予定がびっしり書き込まれた2019年の手帳(右)と白紙の2020年の手帳を見比べる角谷さん=大阪市旭区の自宅アパートで、古川幸奈撮影
予定がびっしり書き込まれた2019年の手帳(右)と白紙の2020年の手帳を見比べる角谷さん=大阪市旭区の自宅アパートで、古川幸奈撮影

 新型コロナウイルス感染症拡大に伴う自粛要請で、飲食や観光などのサービス業が深刻な打撃を受けている。特にこれらの業種では、不安定な非正規雇用やアルバイトの従業員が多く、苦しい生活を強いられている。【古川幸奈】

 ■予定表は真っ白

 5月下旬、大阪市旭区のアパート。フリーランスの添乗員、角谷清さん(57)は、びっしりと予定が書き込まれた2019年の手帳を広げてため息をついた。「この時は島根や四国に泊まりがけのツアーがあって忙しくしとったのに、今はこんなに真っ白になってしまって」。20年3月以降、手帳は白紙のページが続く。年収は20万円以下に激減した。

 角谷さんは、フリーの添乗員として大手旅行会社や派遣会社から依頼を受け、月に平均15~20件、北海道や四国など全国のツアーに同行。多い時は23万円の月収があった。しかしコロナの感染拡大で徐々に旅行客が減少し、20年2月、派遣会社から「別に仕事を探した方がいい」と伝えられた。

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