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五輪、コロナで与党に逆風 都議選立候補予定者「選挙常識通用せず」

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公開討論会に臨む都議選の立候補予定者=東京都武蔵野市で2021年6月18日午後7時39分、吉田航太撮影
公開討論会に臨む都議選の立候補予定者=東京都武蔵野市で2021年6月18日午後7時39分、吉田航太撮影

 今月18日夜、東京都武蔵野市の会議室で開かれた公開討論会に、都議選の武蔵野市選挙区に立候補を予定する3人が顔をそろえた。新型コロナウイルス対策で聴衆はいない。様子はインターネットで生配信され、多くの人が視聴した。

 「開催に否定的な人がたくさんいるのはわかる」。自民党新人の土屋ゆう子氏(51)は司会から東京オリンピック・パラリンピックに対する考えを問われ、開催すべきだとしながらも一言付け加えた。都民ファーストの会現職の鈴木邦和氏(32)は「開催が前提だ」と述べて無観客開催を、立憲民主党新人の五十嵐衣里氏(37)は「医療体制の崩壊を危惧する」として中止を主張し、意見は割れた。

 自民は五輪開催を推進してきただけに、開催への不安の高まりで逆風を受けている。土屋氏も街頭演説中に通行人から「五輪はやめろ」と言われることもあったという。「厳しい。『小泉旋風』ぐらい盛り上がらなければ勝てない」。土屋氏の陣営幹部は、小泉純一郎元首相の人気で大勝した20年前の都議選を引き合いに出しながら嘆いた。

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