イラン核合意は「誤り」 「元祖」反米強硬派のイラン前大統領に聞く

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毎日新聞のインタビューに応じたアフマディネジャド前イラン大統領=テヘランで2021年6月19日、真野森作撮影
毎日新聞のインタビューに応じたアフマディネジャド前イラン大統領=テヘランで2021年6月19日、真野森作撮影

 イラン大統領選で反米保守強硬派のライシ司法府代表(60)が初当選し、保守穏健派のロウハニ政権の国際協調路線から8年ぶりに対外強硬派の政権へ回帰する。核合意の正常化交渉や対米、対中関係の行方が注目される中、2005~13年に前回の強硬派政権を率いたアフマディネジャド前大統領(64)に話を聞いた。【テヘランで真野森作】

 ――核合意はイランが核開発を制限する見返りに米欧が経済制裁を一部解除する内容です。これをどう見ますか。

 ◆誤った悪い合意だ。イランと他の合意当事国とに課せられる義務のバランスがとれておらず、イランに一方的に不利な内容だ。そして、トランプ前米大統領によって米国は(18年に)合意から離脱した。現実問題として核合意は既に終わっている。

 ――米国の離脱後、イランは対抗措置として規制を超えるウラン濃縮などを進めてきました。イランは核を必要としますか。

 ◆核開発は全ての国家の権利だ。その…

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