遺跡の見どころは?「発掘された日本列島」展の魅力に迫る /前編
毎日新聞
2021/6/23 13:00(最終更新 6/23 13:00)
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遺跡発掘の最新事情を報告する「発掘された日本列島2021」展(文化庁など主催)が東京・両国の江戸東京博物館で開かれている(7月4日まで。その後、北海道と群馬県を巡回)。新型コロナウイルスの脅威の一つは、今も続く移動の不自由だ。全然どこにも行くなというのではないにしろ、大手を振って物見遊山というわけにはいくまい。その点、全国が対象の考古学の展示会は、居ながらにして空間を、ついでに時間も飛び越せる。窮屈な世情にあって、精神健康上も好ましいのである。今回で27回目となった同展の見どころを、上下2回にわたって紹介したい。【伊藤和史/学芸部】
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