血液検査で認知症判定する装置発売 島津製作所の田中耕一さん開発

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装置について説明する島津製作所の田中耕一エグゼクティブ・リサーチフェロー=京都市中京区の島津製作所で2021年6月22日午後2時11分、福富智撮影
装置について説明する島津製作所の田中耕一エグゼクティブ・リサーチフェロー=京都市中京区の島津製作所で2021年6月22日午後2時11分、福富智撮影

 島津製作所は22日、アルツハイマー病を判定するため、脳内のたんぱく質の蓄積状況を血液検査で推定できる装置を発売したと発表した。少量の血液で検査でき、従来より患者の負担が小さい。同社の田中耕一エグゼクティブ・リサーチフェローが開発し、2002年のノーベル化学賞受賞につながった質量分析の技術が用いられた。1台1億円(税抜き)。

 アルツハイマー病は発症の20年ほど前から、たんぱく質「アミロイドβ(Aβ)」が脳内に蓄積することが知られているが、これまではコストがかかる陽電子放射断層撮影(PET)や、患者の負担が大きい脳脊髄(せきずい)液(CSF)検査で調べるしかなかった。

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