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東京オリンピックの分岐点

/5 2度目の開幕1年前「日本が無理と言ったら負け」

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東京オリンピック1年前の記念イベントで、聖火の入ったランタンを掲げる池江璃花子=東京都新宿区の国立競技場で2020年7月23日午後8時22分(代表撮影)
東京オリンピック1年前の記念イベントで、聖火の入ったランタンを掲げる池江璃花子=東京都新宿区の国立競技場で2020年7月23日午後8時22分(代表撮影)

 新型コロナウイルスの影響で延期となった東京オリンピック。開催か中止か。その分岐点はどこにあったのか。大会関係者が明かした「本音」とともに、この1年余を振り返る。13回連載の5回目は「2度目の開幕1年前」。<次回は6月27日掲載予定>

 安倍晋三首相は2020年4月6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言を7日に発令する意向を表明した。延期された東京オリンピック・パラリンピックは新日程が決まったものの、企業や官公庁で在宅勤務が奨励され、五輪の準備に携わる大会組織委員会も多くが在宅勤務となった。東京都庁ではコロナ対策が最優先となり、オリンピック・パラリンピック準備局の職員も福祉保健局やコロナ患者用ホテルを運営する応援に駆り出された。表面的には、五輪に向けた動きが停止していた。

 組織委幹部B「東京都や国から出向している職員もいる。このまま準備を続けるわけにもいかず、縛りもある。淡々と進めるしかない。時間はまだある。(今後本格化する)会場確保の交渉は足元を見られることになるだろう。言いなりでは全て追加経費に跳ね返る。今回は不利な立場だ」

 東京都幹部X「(オリンピックとコロナ対応の)二兎(にと)を追う…

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