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「首の皮一枚つながった」 もがく100メートル女王・福島千里

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日本の女子短距離界を引っ張ってきた福島千里。最近はけがに悩まされているが志の高さに変わりはない=熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で2020年9月19日、宮武祐希撮影
日本の女子短距離界を引っ張ってきた福島千里。最近はけがに悩まされているが志の高さに変わりはない=熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で2020年9月19日、宮武祐希撮影

 10年以上も日本の陸上女子短距離を引っ張ってきたスプリンターが、苦しんでいる。日本選手として女子100メートルで半世紀ぶりに五輪出場を果たすなど、世界への道を一人で切り開いてきた福島千里(セイコー)。27日で33歳になるスプリンターは今、陸上人生の正念場を迎えている。

 「首の皮一枚つながった感じです」

 福島はいつものように穏やかな口調で、率直に気持ちを伝えた。6月6日、鳥取の競技場で開催された布勢スプリント。予選で11秒82(追い風2・0メートル)を出して日本選手権(24日開幕、大阪)の申込資格記録(11秒84)をクリアすると、B決勝では11秒78(追い風1・6メートル)に記録を伸ばした。

国内に「敵なし」だったが…

 09年6月、福島は布勢での記録会で、当時の日本記録(11秒36)を上回る走りを連発した。11秒28、11秒24と1日に2回の日本新記録を出し、周囲を驚かせた。状況が大きく変化した12年後のこの日は、…

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