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絶望の中にも光、必ず 名取の小学校教諭、香月諒来さん 聖火ラン翌日、震災体験語る /宮城

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聖火ランナーのTシャツを着て、トーチを児童に見せる香月諒来さん(左)=宮城県名取市で
聖火ランナーのTシャツを着て、トーチを児童に見せる香月諒来さん(左)=宮城県名取市で

 21日に聖火ランナーとして走った名取市立館腰小学校教諭、香月諒来(かつきりょうく)さん(30)が、リレー翌日の22日、担任を務める6年生のクラスで、東日本大震災で父を失った体験を初めて話した。自身の半生を振り返り「あきらめないことが大事」と児童に語りかけた。【滝沢一誠】

 「聖火リレーのトーチは何からできていると思いますか? 仮設住宅のアルミからつくられています」。香月さんは、道徳の授業で自身が掲げたトーチと震災の関わりについて触れ、津波から生還した体験を話す男性の音声を流した。「実はこれ、弟なんです」

 香月さんは津波の被害が大きかった石巻市渡波地区出身。14歳の時に母の純子さん(当時42歳)が亡くなった後、父の泰志さんが、香月さんと弟の昴飛(るいと)さん(27)を育てた。「厳しい父だった」というが、小学校から陸上競技を続けてきた香月さんに「陸上の経験を生かせる仕事がいいんじゃないか」と助言をくれ、高校生の時に教師を目指そうと決めた。

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