大麻の伝統、正しく理解を 衣料や建材、薬に活用 専門博物館が情報発信 那須 /栃木

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展示物の解説をする大麻博物館の高安淳一館長=栃木県那須町で
展示物の解説をする大麻博物館の高安淳一館長=栃木県那須町で

 那須町に全国でも珍しい「大麻博物館」がある。危険なドラッグとの印象を持つ人も多いが、古来日本人が衣食住に活用してきた伝統的な農作物だと正しく理解してもらう情報発信拠点だ。栃木は全国生産量の約9割を占める。館長の高安淳一さん(58)は「大麻を通じた地方創生も進めたい」と意気込む。

 さまざまな観光施設が並ぶ那須高原でも、巨大な大麻の葉のレプリカを看板に掲げる博物館は異彩を放つ。関連書籍や資料が所狭しと展示され、見どころの一つは、大麻糸を手で巻いたダルマのような見た目の「綜麻(へそ)」だ。「へそくり」の語源であり、かつては実際に家計の足しにもされたという。独特の光沢を持つ繊維に仕上げた「精麻(せいま)」や、オリジナルス…

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