品切れ続出 謎のお菓子「地球グミ」 大人が知らない理由は…

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「地球グミ」の愛称でひそかなブームとなっている「トローリ プラネットグミ」=豊産業提供
「地球グミ」の愛称でひそかなブームとなっている「トローリ プラネットグミ」=豊産業提供

 「地球グミ」と呼ばれるお菓子を知っているだろうか。子供や若者を中心にSNS(ネット交流サービス)で人気を集め、品切れが相次いでいる。記者(男性、39歳)はこの春に初めて耳にしたが、周囲の大人たちに聞いても誰も知らない。謎のお菓子の背景と、近年の流行の仕組みを探った。【松倉佑輔/デジタル報道センター】

レアすぎて高値転売も

 「地球グミ、この店にないのかな……」

 5月の週末、東京都内の若者向けの量販店内で家族で買い物をしていた時のこと。小学6年と3年の2人の娘にこう尋ねられ、記者は逆に聞き直した。

 「何? その変な名前のお菓子?」

 娘によると、小学校の友達もみんな知っている人気のお菓子だという。仕事柄、日々のニュースやトレンドはチェックしているつもりだ。しかし、雑誌やテレビなどでそれまで見た覚えはないし、SNSでも目にしたことはない。

 気になってネットで検索してみると、青くて丸い形のグミがすぐにヒットした。1個ずつ大陸の模様が描かれた透明のプラスチックケースに包装され、見た目は地球儀のようだ。グミの中にはマグマをイメージした真っ赤な「ベリー」のソースが入っているという。かなり個性的なお菓子だ。店舗での販売価格は1袋(75グラム、4個入り)で500~600円程度だ。

 この「地球グミ」、店舗や正規のオンラインショップでは軒並み品切れ。アマゾンでも売られていたが1袋2800円(税込み)などプレミア価格がついていた。メルカリでも1個200円を下回るものは確認できず、高額で転売されているようだ。

欧州で製造、入荷後すぐ完売

 一体、地球グミとは何なのか。正式には「ト…

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