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沖縄戦

「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄戦から77年。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。

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沖縄全戦没者追悼式始まる 地上戦から76年、戦死20万人悼む

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早朝から戦没者の名前が刻まれた「平和の礎」を訪れ、花を手向ける人たち=沖縄県糸満市の平和祈念公園で2021年6月23日午前6時18分、平川義之撮影
早朝から戦没者の名前が刻まれた「平和の礎」を訪れ、花を手向ける人たち=沖縄県糸満市の平和祈念公園で2021年6月23日午前6時18分、平川義之撮影

 沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦などの犠牲者を悼む「慰霊の日」を迎えた。76年前、約3カ月にわたる日米両軍の激しい地上戦によって、戦闘に巻き込まれた住民を含め約20万人が命を落とした。最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では午前11時50分から、県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が始まった。

 追悼式では、正午に参列者で黙とうし、玉城(たまき)デニー知事が「平和宣言」を読み上げる。宮古島市立西辺(にしべ)中学校2年の上原美春さん(13)は自作の平和の詩「みるく世(ゆ)の謳(うた)」を朗読する。

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