立花隆さん死去 「知の世界」に好奇心を燃やし続けた生涯

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立花隆さん=東京都文京区で2014年11月4日、竹内幹撮影
立花隆さん=東京都文京区で2014年11月4日、竹内幹撮影

 4月30日に亡くなったジャーナリストで評論家の立花隆さんは長年、がんや糖尿病、高血圧や心臓病など多くの病気を抱え、入退院を繰り返していた。公式サイトによると、立花さんは1年前、大学病院に再度入院したが、検査や治療、リハビリを拒否し、別の病院に転院した。病院側の「病状の回復を積極的な治療で目指すのではなく、少しでも全身状態を平穏で、苦痛がない毎日であるように維持する」との方針のもとで入院を続けていたが、病状が急変したという。

 立花さんは樹木葬で埋葬された。2020年刊行の「知の旅は終わらない」(文芸春秋)では「死んだ後については、葬式にも墓にもまったく関心がありません」と明かしていた。「微生物に分解されるかして、自然の物質循環の大きな環(わ)の中に入っていく」ことを望み、落ち葉や生ごみから堆肥(たいひ)を作るコンポストを使った「コンポスト葬」を提案した。た…

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