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沖縄戦

「鉄の暴風」が吹き荒れた沖縄戦から76年。約3カ月に及んだ地上戦は住民を巻き込み、日米合わせて計約20万人が犠牲となった。

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沖縄戦76年「今も遺骨埋もれ、傷は癒えない」 全戦没者追悼式

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戦没者の名前が刻まれた「平和の礎」を訪れ、手を合わせ平和を祈る人たち=沖縄県糸満市の平和祈念公園で2021年6月23日午前7時29分、平川義之撮影
戦没者の名前が刻まれた「平和の礎」を訪れ、手を合わせ平和を祈る人たち=沖縄県糸満市の平和祈念公園で2021年6月23日午前7時29分、平川義之撮影

 沖縄は23日、日米の地上戦で住民を含む約20万人が亡くなった太平洋戦争末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」があった。玉城(たまき)デニー知事は「平和宣言」で「今もなお遺骨や多くの不発弾が埋もれ、戦争の傷は癒えることがない」とし、国に対策を急ぐよう求めた。また、2022年5月に本土復帰50年を迎えるにあたって、全国の7割の面積が集中する米軍専用施設をさらに整理・縮小する計画を作るよう日米両政府に訴えた。

 沖縄県には新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言が発令中で、追悼式には菅義偉首相らは招待せず、参列者を36人に減らして営まれた。正午には参列者で黙とうした。

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