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競歩世界王者が五輪代表を辞退 猛暑のレースで狂った運命

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世界選手権ドーハ大会のレース中、保冷剤などで首回りや手のひらを覆う冷却グッズを使っていた鈴木雄介=カタール・ドーハで2019年9月29日、久保玲撮影
世界選手権ドーハ大会のレース中、保冷剤などで首回りや手のひらを覆う冷却グッズを使っていた鈴木雄介=カタール・ドーハで2019年9月29日、久保玲撮影

 陸上競歩の世界選手権金メダリスト、鈴木雄介(33)=富士通=が、男子50キロ競歩の東京オリンピック代表を辞退したことが22日、明らかになった。理由に挙げたコンディション不良は、猛暑の中で開催された2019年9月の世界選手権ドーハ大会に原因があった。東京五輪のマラソン・競歩会場を札幌に移転するきっかけとなった、あのレースだ。

 「夜中で暑い中を歩くダメージは想像もできない。回避も考えたい」。辞退の知らせを受けた瞬間、脳裏をよぎったのは鈴木のつぶやいた言葉だった。19年4月に世界選手権代表選考会で優勝した直後に語ったものだが、レースの過酷さは鈴木の想像を超えていた。

「水を飲むのもきつい」

 日中の日差しを避けるため、世界選手権のマラソン・競歩は異例の深夜スタートとなった。それでもサウナのような蒸し暑さが選手を苦しめた。…

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