LGBT法案、五輪直前の棚上げ ロバート・キャンベルさんに聞く(その1) 「反差別」に逆行、国益ドブに

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都内でインタビューにこたえるロバート・キャンベルさん=2021年6月5日午前11時50分、和田浩明撮影
都内でインタビューにこたえるロバート・キャンベルさん=2021年6月5日午前11時50分、和田浩明撮影

 またしても、である。「LGBTは種の保存を考えたら望ましくない」。5月、「LGBT理解増進法案」の自民党本部での審査で参加議員から飛び出した言葉だ。LGBTなど性的少数者や支援者らは「差別だ」と強く批判するが、自民党は法案自体を棚上げした。「生産性がない」「法律で保護したら区が滅びる」。性的少数者に対する政治家の差別的発言は過去にもあった。こうした発言が繰り返され、法的整備が進まない状態は、どうしたら変わるのか。LGBTなどの権利について啓発を促す「プライド月間」の6月、同性愛者であることを公表している日本文学研究者、ロバート・キャンベル早稲田大学特命教授(63)を訪ね、話を聞いた。

 --LGBTへの政治家の理解が、相変わらず進みません。

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