急死のアキノ前大統領 偉ぶらない人柄、部下が信奉 フィリピン

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大統領就任初日に宣誓するアキノ氏=マニラのマラカニアン宮殿で2010年6月30日、AP
大統領就任初日に宣誓するアキノ氏=マニラのマラカニアン宮殿で2010年6月30日、AP

 フィリピンのベニグノ・アキノ前大統領が24日、死去した。61歳だった。ロイター通信は家族の話として、死因を腎不全と伝えた。2010~16年に第15代大統領を務めた。

 アキノ氏の父は、マルコス独裁政権に対抗し、1983年に亡命先の米国から帰国した直後に空港で暗殺されたベニグノ・アキノ元上院議員。母は夫の遺志を継ぎ、86年の「ピープルパワー革命」で大統領に就任した故コラソン・アキノ元大統領。二人の長男として60年にマニラで生まれた。

 09年に母が死去し、「民主主義の申し子」として上院議員だったアキノ氏の待望論が高まり、10年の大統領選に出馬。42・08%の高い得票率で圧勝した。

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