40年超運転の美浜原発再稼働「避難は困難」「理解促進を」思い交錯

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関西電力美浜原発(右奥)に向かって再3号機再稼働反対の声を上げるデモ参加者ら=福井県美浜町のシーパーク丹生で2021年6月23日午後2時31分、大原翔撮影
関西電力美浜原発(右奥)に向かって再3号機再稼働反対の声を上げるデモ参加者ら=福井県美浜町のシーパーク丹生で2021年6月23日午後2時31分、大原翔撮影

 運転開始から40年を超える関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)が再稼働した23日、原発周辺は40年超運転に反対するシュプレヒコールに包まれた。高経年化した原発への懸念や地元経済への効果など、さまざまな思いが交錯する中、福井県内で原発回帰のさらなる一歩が進められた。【大島秀利、岩間理紀、横見知佳、大原翔】

 この日、美浜原発から南へ約10キロ離れた美浜町の関電原子力事業本部のプレスセンターにはテレビモニターが設置され、3号機の中央制御室の様子が映し出された。午前10時、運転員がタッチパネル式の制御盤を操作すると、構内に「3号原子炉起動しました」と放送が流れ、同原発としては10年ぶりの再稼働を告げた。近藤佳典副事業本部長は「今後に向け身が引き締まる思い。40年超のプラントの有効活用で安全運転の実績を続…

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